トラネキサム酸はどんな薬?

トラネキサム酸は、OTC医薬品としては初めて肝斑の改善が効能として認められた成分ですが、他薬効のOTC医薬品でも使用されてきた実績のある成分です。トラネキサム酸は、実はこれまでも医療用医薬品として使用されてきた成分で、肝斑の改善効果も知られていました。
1979年に肝斑の改善効果が報告されたことで、肝斑の治療としても使用されるようになりました。現在は、成分含有量に差はありますが、肝斑改善を目的にした薬をはじめ、シミ、そばかす治療のための内服薬、美白効果を謳った化粧水なども登場しています。
副作用は少ないが、止血作用に注意
比較的副作用の少ない成分ですが、食欲不振、胸やけ、嘔吐、眠気、発疹などがあります。
その場合はすみやかにドクターに相談しましょう。妊娠・授乳中の方も同様に、ドクターと薬剤師と相談してください。
トラネキサム酸は、メラニン発生の要因のひとつと考えられるメラノサイト活性化因子「プラスミン」をブロックすることで、肝斑の原因となるメラニンの発生を抑制し、この結果肝斑を薄くする作用があると考えられております。これまでの研究から、女性ホルモンの分泌などホルモンへの直接的な影響は考えられておりません。